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ミステリや恋愛ゲームetc.の感想をゆるっと書いているブログ

シン・ゴジラ

先日の地上波放送でシンゴジラを初めて観ました。
シンじゃないゴジラも観たことがないので、初めてのゴジラ
ただ冒頭20分くらい観れず、私がテレビをつけたときには大きいゴジラになってたのが残念…

一番の感想は、パニック映像が苦手な人は観ちゃいけない作品だった…ということ。
同じようなことが起きたときに自分は冷静に行動できるんだろうか。一人だったら、家族と一緒だったら、もし自分に子供がいたら…家族と自分を守れるんだろうか。
逃げる人々と炎に包まれる都内を観ながらそんなことばかり考えてしまった。

<以下ネタバレ有>

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劇場版名探偵コナン/から紅の恋歌(ラブレター)

劇場版コナンの新作を観てきました。
という記事を書きかけのまま保存していたのをすっかり忘れていたので今更ですがアップ。

予告を観てすっかり『哀ちゃんがプログラムで戦略を練って和葉が戦う』んだと思ってて……
よくよく考えたら百人一首の対戦にそんな流れがあるわけ無いのでは……??と途中でやっと気づきました。
今回は冒頭からどっかんどっかん爆発してて、後半どうなっちゃうんだ…?と心配になりましたが、終盤になるにつれ推理色強くなっていって面白かったです。

平次と和葉のやりとりを楽しみに観に行ったので、紅葉に抱きつかれたときの平次と和葉の反応から始まって、紅葉を監視しているときにお母さんに和葉の特訓を頼む平次とか、すぐ怒っちゃう和葉とか、色々見れて大満足です。
あと紅葉の使用人?の伊織さんがとても気になります…

降霊会W密室事件のときのADさん?が日売テレビのスタジオにいた気がしたけど見間違いかな…

次回作、あれだけじゃ全然わかりませんでしたがおそらく警視庁大活躍かな、と思うのでそちらも楽しみです~!狙撃手の時みたいに昴さんも出るかな…?と若干の期待をしてます。赤井さんも好きなのですが、彼が出ると昴さん出ないからなあ…うーん……
(あと劇場版に限らず最近のアニメコナン、線のメリハリが強くなってきたので高木刑事が昔ほど草食ヘタレに見えないのが悲しい…)


映画はほぼ毎回同じ映画館で観ているのですが、ここ数回コナンだけ冒頭の音の聞こえが微妙な気がする…
音響とか全然わからないので何とも言えませんが、他の映画より音が遠い…?ような気がするのは映画館が原因なのかな、次回違う映画館でも観てみようと思いました。

EARTH TO ECHO アース・トゥ・エコー

キャプションの雰囲気とあらすじに惹かれて huluで見ました。
ものすごく面白かった。
たぶん、国内児童書系や少年少女の冒険系の話(ジュブナイルやYA?)が好きな人にはたまらないのでは、と思います。はやみねかおるの冒険モノとか…
日本公式サイトがドメイン失効してるのが残念。

EARTH TO ECHO アース・トゥ・エコー
高速道路建設のために、町全体が強制退去を余儀なくされ、もうすぐ離ればなれになってしまう親友同士の少年3人。
いよいよ別れの時、突然、街中の携帯電話に不可解な画像が映し出される。建設会社はこの現象が工事の影響だといい、全住民の携帯電話を無理やり回収しようとする。
それに疑念を抱いたタックは、携帯に映った画像が、ある場所への地図だと気づき、親友アレックス、マンチと共に真相を突き止めるべく、地図が指し示す闇深き砂漠へと向かう。そこで彼らが遭遇したのは…。
(hulu-「EARTH TO ECHO アース・トゥ・エコー」が見放題

学校ではあまりぱっとしない3人組、いつもつるんでいた友達との別れの直前の心情、家族に内緒で決行される夜の冒険、大人達の陰謀へ立ち向かう少年達。
好きな要素てんこ盛りで、吹き替え版も少年同士の掛け合いが物凄く自然でスルッと観れました。

スマホに勝手に表示された地図で宝探し、っていうのに時代を感じました…タックYouTuberっぽいしな……そんななかスパイ眼鏡は現役アイテムなのか…
SF風味ですが結局宇宙人は出てきませんでしたね、エコーは舟のキーということだったし…地中に埋まっていたということは舟が地球に来たのは相当昔だったと思うのですがそのあたりは特に明かされず。
でも、エコーとのやりとりがYES/NOの二択のみなのも相まってか、宇宙人の事情とか関係なく『エコーを助けたい』という気持ちだけで動く子供たち、という話がよりはっきり見えて楽しめました。
エコーとの心の交流やその気持ち(直接は描かれないけど)、船内でのお別れ、そこから一気に来る部品が地中から浮き上がってくるシーンが壮観。

個人的にはマンチが好き。2人に引っ張られるタイプだけど、機械に強いギーク的な一面があったり、エコーが連れ去られる時に体が勝手に動いて追いかけちゃうところとか。
タックが大事なところで超ビビりだったり、アレックスの『置いていかれること』への執着も描かれていて、3人組の個性がよくわかるのも面白かったです。
エマは最初の学校のシーンでは一緒に行動するなんて思ってませんでしたが、たしかにキャプションに4人いたもんね…

最後の、離ればなれになったあとの4人が重装備で集合するところも、『離れていても友達だよ』と手紙やメールが来る、というあっさりしたエンディングではなくて、距離を超えて集まって冒険をつづけているんだろうなあと思えるもので良かった。
そのシーンの、アレックスに後ろからおどかされて跳び上がるマンチ、ってところも、冒険当日のマンチの部屋での出来事を思い出せて嬉しいカットでした。

あとはエンドロールのあとのアレックスとそのスマホのカットがすごく気になります…
離れていても、スマホを通していまも交流が続いている、ってことだったらいいなあ。
歳をとって青年になり、大人になって、そのときもタックたち4人の交流、エコーへの気持ちが続いているかはわかりませんが、変わらないものがあるといいな、と思うラストでした。

タックが撮影する動画、という体で話が進むため、画面酔いしやすい部分も多かったです、とはいえパラノーマルアクティビティとかほん呪ほどではないですが…

私は『日常を撮影する主人公』モノ(神霊狩/GHOST HOUND・LOVELESSあの夏で待ってるetc.)を好きになることが多いのでかなり楽しめました。