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ミステリや恋愛ゲームetc.の感想をゆるっと書いているブログ

ほんとにあった!呪いのビデオ~THE MOVIE2~

うしのにくだ

ナレーション: 中村義洋
演出・構成:白石晃士
演出助手:横田直幸・栗林忍・磯田修一

ほん呪劇場版2作目。
ナンバリング作品と同様、単発作品複数+長編という内容でした。

長編は投稿された2本のビデオの調査を進めていくうちに、『うしろにいくな』という共通のキーワードを発見して……という、謎を解いていく感じの話。

「お宅の亡くなったおじいさんの声がビデオに入っていて」なんて見ず知らずの青年が訪ねてきたらそりゃ追い払うよね…その後の調査班の取材にはすんなり応えていましたが。
街頭アンケートもそんなことするの…?と思いましたが、謎の声を聞き取った人に災いが起こるのでは?という流れにそういうことだったのかと納得。
『うしろにいくな』という言葉をキーに調査を進めるものの、最終的に本当は『うしのにくだ』だったとわかったとき街頭で一人だけそれを聞き取った少女がいたよね?!という流れが面白かった。
渋谷の若者のファッションに時代を感じますね……

オチの部分の、牛の骨と刀を供えて解決したかに見えたが…(ご想像にお任せします)というのも安定のほん呪展開。

おじいさんの霊(?)がビデオには映っていて、デジカメのビデオ機能には映っていなかったっていうのも面白いですよね。
撮影者の問題というより記録媒体の違いなのかなと思って見てました、ちょうどビデオ→データ移行期の作品なんでしょうか。
1作目のときも思ったけどやっぱり投稿映像は8ミリとかVHS系が趣があって好きです。