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ミステリや恋愛ゲーム系の感想をゆるっと書いているブログ

執事の蜜愛に花嫁は喘ぐ/葉月エリカ

kinoppyストアをぱらぱら見ていたら表紙の執事に一目惚れして数年ぶりに商業TL小説を買いました。
すごくよかった…商業TL小説読み復帰作品がこの本で良かった……

執事のサイラス、まあ私がめちゃくちゃ好きそうなビジュアルですよね…
「前髪立ってる黒髪+切れ長瞳+眼鏡手袋フォーマル」で私が気にならないわけがないんですよ……中身も敬語インテリの仮面を被った変態でとても良かったです。

実は口絵見た瞬間「本文で眼鏡かけてない…?!?!」とがっかりしたのと、お話としてはベタな展開ではあるのですが、敬語攻め好きとしてはそれ以上に満足感高かったです…執務室で仕事をしているときには眼鏡かけてるよ、っていうのも大変良かった。(最早なんでもいいのでは?状態)
ヒロインがサイラスに従順すぎかもしれませんが、TLだとこれくらいが好きです、私は結構好感が持てました。リシェルとサイラスの出自の話もあるので…

タイトルにある手袋も一線越えるアイテムという大好きなやつでした。手の細かな描写とか手袋っていいよね…ロイマスタング大佐に出会ったときから超好みのアイテムです。
手袋をリシェルの口で脱がせるシーン・サイラス本人が脱ぐシーンどちらも楽しめて、敬語攻めの醍醐味である(と私は思ってる)『エッチシーンで出てしまう非敬語セリフ』もバッチリあって。

エッチシーンの濃度が高くて尺も長いので、途中にあるコリンの笑っちゃうような描写がとても楽しめました。コリンとサイラスの関係を知った後で読み返すとさらに面白い。
コリンとのお茶シーンは序盤のエッチシーンからこんな飛ばしていいのか、銀スプーン使い始めちゃってサイラスただの変態では…と不安になりましたが「自分には叶うことのない共に過ごすお茶の席」に嫉妬していたのかなと思うと可愛く思え…いや……変態だと思います………

結婚前夜あたりからは先を想像できたまま完走しましたが、やっぱりリシェルとサイラスが幸せになって良かったな~と思います。コリンも当て馬的存在じゃなくて良かった。
ねちねちとした計画の全貌や、計画を進める本編前のサイラスの姿も見てみたかった。