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ミステリや恋愛ゲーム系の感想をゆるっと書いているブログ

薔薇十字叢書 ジュリエット・ゲェム/佐々原史緒

京極夏彦シェアワールド小説、敦子の過去話。
女学校でのエピソード2本と、幼少期の回想が1本。

若い(若い…?)京極堂が見れるのでは!というのと、大正昭和の女学校ものが好きなのとで購入。

どんなキラキラした生活が、とわくわくしながら読み進めていたんですが、すっかり忘れてました、作者のあとがきにもありますが、敦子の青春時代は戦中(それも一番大変な頃)~戦後なんですね…
冒頭の京極堂の「公立はもう駄目だ」と言う言葉が後になって響いてきます…
生活にも、勉強にも、色んなところで戦争の影が見えるものの、港蘭での賑やかな生活が楽しめました。ひさ実ちゃんが好き。

ジュリエット・ゲェムのオチ…というか犯人についてはちょっと納得できない部分もあったけど……結末(とその後)としてはそこまで重くならずちょうど良かったのかなと思いました。このお話の時点で充分重いとは思いますが!

あと敦っちゃん、ボーイッシュさが無く物凄く可愛いキラキラした女の子、という感じで挿絵が描かれていて新鮮でした。